雀
和男 高圧線に雀がとまってら。
慶子 どうして雀って、感電しないんでしょう。
花子 危ないってことを知らないからよ。
鹿鳴館/夜の向日葵 三島由紀夫より
作品とかドローイングとか。
I love you, I need you, I want you
あなたがいないと
不安で夜も眠れません。
いつも頭の中はあなたのことでいっぱいです。
あぁ愛しいあなた。
どうすればあなたは私のもとへ
やってきてくれるのでしょう。
あなたのためだったら
何だって出来ます。
たまに気まぐれで私の前に現れるあなた。
でもあなたはすぐ
別の人のもとへと旅立ってしまう。
この切ない気持ち、
あなたに届くことはあるのだろうか。
たとえそれが、一生かなわぬ恋だとしても。
私はあなたを求め続けることでしょう。
i love you
i need you
i want you
新宿の夜明け
これといって深い意味は無いのだけど、
上京して一番初めに目に入ってきた光景で
なんだか異様に印象に残っているので、描いてみた。
夜行バスで新宿に着いて、
地下鉄に乗り換えるため、地下に下りていくと、
こんな感じの景色が広がっていた。
通路の両端に、へばりつくようにホームレスの方々が
雑魚寝していて、そのうち何人かはちょうど今しがた
起床したところらしく、けだるそうにダンボールの寝具を
片付けていた。
通路の天井は異様に低く、
空気もどこか湿気を帯びていて、
ひつこく体にまとわりついてくるような、
陰気な感じのするものだったのを覚えている。
そんな中で、響くのは自分の少し早足気味の
なんだか場違いな感じのする足音だけで、
もしかしたら、その印象は、ホームレスの方々も
同じくしていたのかもしれないが、
そして、多分それが原因なのだろうと思うのだけれど、
ホームレスの方々の視線はいっせいに
自分の方へ向けられた。
初めての土地という不安もあわさって、
そのときの印象がひどく非現実的なもので、
なんだか夢を見ているような不思議な感じがした。
今でもふと、時々思い出す光景。
幸 不幸 自由 不自由
無題
カルト